忘年会男の料理楽しみに

 

霜の夜の新妻に貼るサロンパス

 

寒夜には君の肉球さわりたい

 

あちこちに猫の爪痕毛糸玉

 

その鼻が誰かに似てる雪だるま

 

  波戸辺のばら

       写真のばら・木の実と赤い実


雨粒のピアスしている裸木よ

 

マスクした人を数える駅の朝

 

ゆりかもめ荷物がなくていいよなあ

 

酒のことなら俺に任せろ焼鳥屋

 

不器用な恋慰めるおでんかな

  

  林田麻裕

ひろさんより

 

とうとう、句会へいけず残念な一年でした。

頭も俳句が出来ませんでした。

背中と腰が治りません。

もう二年通って、三年。
そんなわけで俳句頭になりません悔しいことです。

どうにもならない背中です。悔しい思いです。

みなさんに、よろしくお伝えくださいね🍀


あはうみの平らに暮れて冬ぬくし

 

石つんつんつんと蹴りつつ冬ぬくし

 

花びらのひだまり深く冬の蝶

 

ひだまりを終のすみかに冬の蝶

 

ちちははのはだへ偲ばる柚子湯かな

 

    松井季湖

         写真 季湖・山茶花とセセリチョウ


冬の朝手話羽ばたいて飛んでいく

 

ジュラルミンケースがふたつ暖房車

 

師走かなタップクリックホップステップ

 

冬の虹神戸の「北」は「山あるほう」

 

冬の夜のショパン聴く耳美しき

 

  おーたえつこ

極月のはひふへ不満吐く口ぞ

 

カリンバを鳴らす親指冬銀河

 

テラテラの裾は師走を引き摺って

 

薬局の前の陽だまり実万両

 

冬銀河洗いあげたる鍋並ぶ

 

     たかはしすなお


茶の花のふくふく咲いて丸顔で

 

柊咲く夕暮れの香の明るくて

 

手の平に小さき鬼持つ漱石忌

 

口角を上げて鮟鱇のたぷたぷ

 

スニーカーちょっと大き目クリスマス

 

    つじあきこ
       写真 あきこ・冠雪の伊吹 


友恋しゼリービンズ噛む寒夜

 

安青錦の拳冬木立の瘤

 

ひらパーを好きに遊んで冬晴れて

 

クリスマス・イブポタージュはKnoll

 

喜びもぬか喜びも年の果

 

  辻水音

冬の雷また深爪をしてしまふ

 

「きよしこの夜」もうソプラノで歌へな

 

散紅葉ちらちらピアスの穴ふさぎ

 

手を伸ばす今年最後の満月に

 

肩抱かれ冬の花火を終いまで

 

     はしもと風里