トイレ
加齢と共にトイレが近くなり、サービス
エリアでは必ずトイレに入る。最近はどこ
も綺麗でうれしいが、何といっても私が知
る限り、新名神の宝塚北SAが一番美しい。
まるで高級ホテルのような設えで、洗面台
には美しい花が活けられ、頭上にはシャン
デリアが輝いている。外国からの観光客が
日本のトイレに感激して自国に帰ってから
絶望感?に襲われるというのも納得。
排泄はとても大事なことだけど、これが
ないがしろになっているのが、原子力発電。
まるでトイレの無い家を作っているみたい。
使用済み核燃料をどこに持って行くか苦慮
しているし、一旦事故が起きれば、放射能
汚染という甚大な影響が出る。東日本大震
災は未だに終わっていない。
分かっているのに、便利な生活にどっぷ
りと浸かり、原子力発電なしでは電力が賄
えない現状に甘んじている私たち。
波戸辺のばら
写真 のばら・宝塚北SAのトイレ
余 寒
今年の立春は2月3日だった。その後例
年より気温が下がった。氷点下になりそう
な夜にプリンカップに花と水を入れ外に出
しておいた。朝に見にいくと、あれっ凍って
ない!でもよく見ると透明すぎる氷になっ
ていた。その朝は-4℃まで下がっていた。
ゆっくり時間をかけて、オンザロックに入れ
るような純度の高い氷になったようだ。暖冬
と思っていが、こんな楽しい遊びができた。
春になってからも寒い時に「冴返る」「余寒」
「春寒」などの季語を使う。その微妙な違い
を私はわからないまま使っているような気
がする。
人よけて犬いそぎ去る余寒かな
久保田万太郎
農協御一行様畏まる余寒
辻 水音
なりわいや余寒の水に研ぐ包丁
松井季湖
たかはしすなお
写真すなお・氷
庭や室内で探します。
室内では、元気にすくすく豆苗さん二期目、収穫の儀も終わりました。
写真 季湖
2月24日
父の命日でした。
10年経ちました。
10年も経ったのですね。
お父さんに続いてお母さんの介護。
そして見送り。
さぁこれから何をしますか。