のばらさん おめでとう‼
紺碧の空はラの音冬が来た
のばらさんの上の俳句が、ポプラ社の新刊『詩はきみのそばにいる』の第一巻の
「詩は君に問いかける」の章に載せられています。
沢山の俳句の中から選ばれたのばらさんの俳句。素敵です。
瓔のみんなで、初夏の空に向かって「おめでとう!」って叫びたい。
詳しいことは、坪内稔典先生の「窓と窓」のブログに載っているので見てください。
繭玉抄
林田麻裕
雨降りの日曜の朝寝ていたい好きだった人想ったりして
和食って下ごしらえが大変ね「負けないで」って口ずさみつつ
おばんざいちょっとずつ作れるようになってきました夕焼きれい
バス停で息整える蝶々よ今日の予定を教えておくれ
春の星に本の感想を伝える「うんうん」と瞬いてくれるよ
歌仙「パンジーと」の巻
連句部(おーたえつこ・辻 水音・波戸辺のばら・つじあきこ)
消しゴム版画 辻 水音
パンジーとヒナギク摘んで見舞いかな あきこ
春の窓から赤い欄干 水音
渦潮へ近づく船の小さくて えつこ
誕生日にはベビーシューズを のばら
かさこそと包み解く音月の客 あきこ
古文書の束燈火親しむ 水音
今年酒出雲の神にお供えし えつこ
展覧会のチケット二枚 のばら
青紅葉リュックに詰める恋心 あきこ
ケルンを積みぬマッターホルン 水音
縦走の今宵のねぐら月涼し のばら
大津波から逃げる訓練 えつこ
押入れがシェルターだったガキのころ 水音
キーマカレーの野菜ごろごろ あきこ
礼拝の声のもれくる丘の上 のばら
だあれもいないギリシャの遺跡 えつこ
夜の静寂しゅるしゅると脱ぐ花衣 のばら
蛇穴を出て温泉街へ えつこ
足湯しておれば栄螺を焼く匂い 水音
ホームラン球ゲットしたぜと あきこ
メルカリで売るポケモンのレアカード のばら
スマホ脳ちう病あるらし えつこ
石破さん窮地に立ちて狸汁 水音
歩くスキーを一から学び あきこ
森経由港行きですネコバスは のばら
いっしょにゆこう君のふるさと えつこ
会うときは白髪を消して若作り 水音
テイクアウトのビラひらひらと あきこ
短冊の水茎清し月明かり えつこ
団栗踏んで本願寺さん のばら
体育の日表彰台に父さんと あきこ
ごほうびの旅コアラを抱いて 水音
思い出に尾ひれ背びれの増えてくる えつこ
オープンデッキに囀りの降る のばら
引っ越しの荷が届くまで花の宴 あきこ
春服決めて新しき朝 水音
季湖の虫活
写真 季湖
カマキリの卵鞘、今年は8個見守っています。嫌われ者のカメムシ、種類が多く美しいものや可愛いものも結構います。
ワクワクの季節、コケないように注意して今年も虫活を楽しみます
虫活が楽しくて仕方ない季湖さん。
第2弾の写真も、送ってきました。